気が進まない英雄#
山瀬武志は地元の大学で物質科学の博士課程の学生として研究に勤しんでいます。ある日、彼は偶然に戦国時代の遺物として保管されていた謎の真珠形アーティファクトを活性化させ、その真珠が意思を持つ存在であり、彼に「背教者」としての力を授けることが判明します。真珠は武志によって「相棒」と呼ばれ、トズロン帝国という別次元の侵略者に対抗するためにその力を使います。武志は冷静で深い思いやりを持ち、過剰に思い悩むことがありますが、その鋭い皮肉な発言で知られています。
相棒:時空を超えた戦士の精神#
相棒は名前を持たず、山瀬武志がそう呼ぶ、かつての背教者の結晶化された意識です。この存在は小さく輝く真珠の形をしており、武志が変身する必要がある時には剣の形に変わります。 相棒は次元を超えて旅をし、戦国時代の日本に辿り着き、その後長い間休眠状態でしたが、武志によって偶然に目覚めました。彼の過去の記憶はなく、どのようにして生まれたのかも不明です。
相棒は遠回しな言い方をせず、直接的でドライな話し方をします。この特性は、しばしば武志との対話で明らかになります。
変身と力:背教者山瀬武志#
武志が背教者に変身する際、彼は相棒と一体化し剣を掲げ、「エクスチェンジ!」と大声で叫びます。この形態では彼に超人的な力と敏捷性が与えられ、以下の特別な技能を使用することができます:
- ブレードカッター:強化鋼をも切り裂く衝撃波を発生させます。
- ブレードチャージ:剣にエネルギーを溜め、破壊的な白い光線を放ちます。
- ブレードクエイク:剣を地面に打ち込むことで周囲に衝撃波を送り、範囲内の敵を攻撃します。
- ブレードファイア:剣を炎で包み、使用者の力と敏速さを百倍に増加させます。この技は武志にとって非常に負担が大きく、単独で使用する場合、彼の身体に過大な負荷をかけます。
これらの能力は、背教者としての武志の戦いを強力に支え、彼が直面する様々な敵に立ち向かうための重要な武器となっています。