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紹介シリーズ第四弾:トズロン帝国の野望と冷酷な敵たち!
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紹介シリーズ第四弾:トズロン帝国の野望と冷酷な敵たち!

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目次
「星光の英雄たち」紹介シリーズ - この記事は連載の一部です
パート 4: この記事

「やっとだね、マスター。認められるのがこんなにも気持ちいいなんて、私だけかしら?」

こんにちは、Einarです。

過去の記事では、星光の英雄たちのキャラクター全員を紹介しましたが、それも1年以上前のことでしたね!このシリーズ第4弾では、ついに武志さんとまやちゃんの宿敵、そしてその背後にいる強大で恐ろしいと図ロン帝国について取り上げます。それでは早速、詳しく見ていきましょう!

紹介シリーズ第三弾:謎めいた女性と誇り高い部長と勇敢な潜入工作員に会おう!
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トズロン帝国とは?
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「無論でございます、閣下。私の技術の粋を尽くし、必ずや目的を達成してみせます。」

トズロン帝国は、私たちの世界と並行して存在する惑星間帝国です。かつて名前すら忘れ去られた惑星の小さな入植地として始まり、急速に発展し、侵略的な征服活動を展開しました。多くの世界を次々と制圧しながら勢力を拡大していったのです。世紀を経るごとに、帝国は科学技術を飛躍的に発展させ、その文明は多くの者に魔法としか思えないような驚異的な技術力を持つに至りました。しかし、社会が進歩し技術が発展する一方で、帝国は困難な状況に直面しました。存続のために莫大な資源を必要とし、既に征服した世界の資源が急速に枯渇していたのです。同時に、大規模な軍隊を維持してさらなる征服戦争を行うこともできなくなっていました。

「私たちの世界に残したのは…命のない砂漠だけだったわ!」

その時、帝国の戦略は大きく変わりました。軍事力による世界の征服をやめ、謀略、陰謀、テロ、潜入工作を駆使して標的を崩壊させ、その後迅速に侵入して見つけられる資源をすべて略奪する方法に切り替えたのです。もはや拡大することを目指しておらず、巨大な捕食者へと変貌し、可能な限りあらゆる世界を資源で吸い尽くしていました。多くの世界がこの戦略に対応する準備ができておらず、トズロン帝国の高度な技術に太刀打ちできずに敗北しました。その結果、これらの惑星は荒廃し、生命が存在しない不毛な地となったのです。当然のことながら、帝国を阻止しよう、あるいは破壊しようとする抵抗勢力が現れました。その中でも特に成功を収めたのが「背教者」と呼ばれるグループでした。このグループは単なる厄介者を超え、帝国にとって大きな脅威となったのです。しかし、約500年前に行われた軍事作戦で完全に壊滅し、リーダーは戦死、副官であり恋人でもあった人物は行方不明となりました。そして帝国は破壊の跡を残し続け…地球に到達し、現在の日本にあるアーティファクトを回収しようとしました。そしてその最中、偶然武志と遭遇したのです…

トズロン帝国についてより詳しく理解したところで、物語の主な敵役に焦点を当てていきましょう。

トズロン帝国最強の戦士、カイレス
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「は…はははは!いいぞ、いいぞ!背教者!さぁ、かかってこい!命を懸けた真の戦いをしようじゃないか!」

カイレスは、トズロン帝国で最強の戦士と称される、数々の戦闘をくぐり抜けてきた歴戦の勇士です。幼少期から、さまざまな武器や戦闘術の修練を惜しまず、多くの技を極めてきました。その結果、一騎打ちで彼を打ち負かした者はいないと言われています。彼の必殺技「大地を砕く拳」は、あらゆる防御を打ち破るとされ、数え切れないほどの敵を撃破してきました。

また、彼は優れた戦略家であり、名高い指揮官でもあります。部下たちからの信頼は絶大で、彼を疑う者は一人もいません。カイレスは帝国副皇帝の指揮の下、火の鳥を帝国の繁栄の象徴とする「火の鳥の守護者」と呼ばれる最強の戦士たちのグループを創設しました。

「力なき者を倒す必要はない。勝てると分かっている戦いに、どんな価値がある?」

カイレスは自らの能力と功績に強い誇りを抱く人物で、冷酷さと強い名誉心を兼ね備えています。戦場では容赦なく戦う一方で、勇気と残虐さを明確に区別しています。彼は「敵を完全に打ち砕く瞬間、相手の顔を見届けたい!」と宣言しながら、策略や裏切りによる勝利よりも、死闘を伴う正々堂々とした戦いを好みます。また、彼は自らの命が危険にさらされるような不確実な戦いでこそ、戦う喜びを再び感じられる相手に出会うことを長く望んできました。このような考えは、卑劣な手段を好むジェイリンとしばしば衝突を引き起こし、二人の間に対立を生む原因となっています。

カイレス
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ジェイリン、冷酷かつ残虐な美しき戦士
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「さあ、楽しみを始めましょうか?」

ジェイリンはトズロン帝国の諜報部員であり、火の鳥の守護者の二番目のメンバーです。つまり、彼女は影の中で任務を完遂し、一切の痕跡を残さないようにする役割を担っています。破壊工作、暗殺、潜入、脱出といった任務を数多く成功させ、その計画能力に匹敵する者は帝国内でもほとんどいません。しかし、ジェイリンが最も知られているのはその性格です。彼女は非常に残酷で、単なる楽しみのために他者に苦痛を与えることを好みます。また、非常に短気であることでも悪名高いです。この性格が原因でカイレスとしばしば対立し、彼がその権限を使って彼女を抑えなければならないことも多々あります。

「残念だけど、そんなものでは私に傷ひとつつけられないわ。」

ジェイリンは液体金属のように振る舞う特殊なスーツを持ち、それはあらゆる形状に変化することができ、敵の攻撃にも非常に耐性があります。このスーツは、後にまやに感染することになるナノマシンの以前のバージョンを使用して作られました。ジェイリン自身もそれを体内に注入したいと望んでいましたが、適合しませんでした。このため、彼女はまやを憎み、帝国のために戦うことを選ばなかったまやを「失敗作」と呼びながら嫉妬しています。

ジェイリン
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RB-413、無敵の戦闘アンドロイド
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「このRB-413は…無敵だ。抵抗するだけ無駄だ。」

火の鳥の守護者の最新メンバーであるRB-413は、高度な知性を持つ戦闘アンドロイドです。カイレスやジェイリンとは異なり、トズロン帝国で製造されたわけではありません。RB-413はかつて帝国と戦争を繰り広げていた惑星のエリート部隊の一員でしたが、どちらの勢力がより強力であるかを見極めた結果、帝国側に寝返りました。彼は純粋な強さのみを信じ、それ以外には一切価値を見出しません。実際、戦闘では自身が持つ膨大な武器を駆使して敵を徹底的に殲滅することを目指します。捕虜を取ることはなく、弱者に情けをかけることもありません。しかし、ジェイリンとは異なり、彼は楽しみのためにそれを行うわけではなく、それが「当然の在り方」であると考えています。

「このRB-413は、この無駄話に飽きた。死ね!」

強さへの執着にもかかわらず、RB-413は無鉄砲ではありません。彼の高度なプログラミングにより、瞬時に数千もの戦略的判断を下し、その中から決定的な勝利に最適なものを選ぶことができます。しかし、このほぼ完璧なプログラミングが欠点となる場合もあります。特に急速に変化する状況に直面した際には、非常に柔軟性を欠くことがあります。

RB-413
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全てを統率する存在、副皇帝レオンハルト・フォン・ヘルダーン
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「己の間違いの愚かさを理解させてやる。」

レオンハルト・フォン・ヘルダーンはトズロン帝国の副皇帝であり、実質的に日常業務を取り仕切る帝国の指導者です。実は「レオンハルト・フォン・ヘルダーン」という名前は本名ではなく、地球に来た際に歴史書から気に入った名前を選んで名乗るようになりました。彼は自身の本名について「地球の言語では発音が難しい」と説明しています。レオンハルトは優れた統治者であり、帝国の市民から高く評価されています。資源を求め続ける状況にもかかわらず、彼の指揮の下で帝国は真に繁栄しました。しかし、それには代償が伴いました。帝国の利益のためには一切の妥協を許さず、陰謀や策略、そして無実の人々の殺害にまで手を染める冷酷さを持ち合わせています。

「これを覚えておけ!どこに逃げようと、どこに隠れようと…お前を見つけ出し、この手で殺す!」

レオンハルトはまた、恐るべき戦士でもあります。剣術において彼を上回る者は帝国にはおらず、カイレスですら彼には敵いません。彼の赤い剣を振るう必殺技「深紅波動」は、絶対的な破壊をもたらし、生き延びた者はいません。物語の中で、レオンハルトと武志の道は何度も交差し、武志が帝国にとって真の脅威となるにつれて、二人は宿敵となります。特に激しい戦闘の後、レオンハルトは武志を倒すことに執着するようになり、どんな犠牲を払ってでも自らの手で彼を殺すことを誓います。

レオンハルト・フォン・ヘルダーン
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皇帝については?
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トズロン帝国では、多くの人々が皇帝と副皇帝レオンハルトを同一視していますが、実際の支配者はトズロン1世皇帝です。しかし、彼が住む宮殿の部屋に入った者はほとんどおらず、彼の姿を実際に見た者はさらに少数です。彼を目撃した者たちは、最大限の敬意をもって語るか、あるいは深い恐怖を口にします。その存在自体が一種の謎に包まれているのです。

最後に 
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「あいつら、本当に悪いやつらだね!私たち、大丈夫なのかな?」

読者の皆さんにネタバレは控えましょう、ね、まやちゃん?さて、この記事をもって『星光の英雄たち』の主要キャラクターたちに関する旅はひとまず終了です!これが物語の舞台や設定、そしてそこで繰り広げられるストーリーをよりよく理解する一助になれば幸いです。今後は、各キャラクターの誕生秘話や、他のサブキャラクターの紹介に焦点を当てた記事もお届けする予定です。

それでは、また次回に!

Einarでした。

「星光の英雄たち」紹介シリーズ - この記事は連載の一部です
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